モバイルコンテンツ構築のといったら、まずどんなイメージが浮かびますでしょうか。
「3キャリア対応と絵文字対策も必要になるな」
ぐらいに感じる方は、ある程度WEB制作に関わっているかたではないでしょうか。
もはやバリバリにケータイサイトやモバイルコンテンツを手がけている方には当たり前のことでも、あまり経験がない人にとっては、煩雑でわかりにくいことも多いです。
というか、わかりにくいのわかりやすく、かつ簡単にまとめようと意図して専用のブログを開設しました。
ケータイにブラウザは二種類??』
知っていて当然といわれるかもしれませんが、携帯電話には二種類のブラウザが存在します。
パソコンと同じアクセス記述のフルブラウザと、携帯キャリアや機種特有のモバイルブラウザです。
●フルブラウザ - パソコンなどで閲覧できるいわゆる一般的なインターネットのWEBサイトが閲覧できる。代表的なブラウザとしては、パソコン版でも割合認知度のあるOperaMobile。
【Opera Mobile】
ノルウェーのソフトウェア会社Opera Softwareによって開発されたウェブブラウザのモバイル版。
WILLCOMのW-ZERO3シリーズ、ソフトバンクモバイルSoftBank X01T、NTTドコモ・ビジネス向けFOMA「M1000」などに搭載される。
NetFront,Safari(モバイル用),Internet Explorer Mobile,Web Browser for S60,Picsel Browserなど
※搭載機種などは割愛します。
かんたんにいうと、携帯でパソコン版のブラウザが使えますということですね。
●モバイルブラウザ(Mobile browser)
携帯やPDA専用に設計された携帯用ブラウザ。いわゆる通信帯域が小さいケータイ端末では最適化されたデータ形式で、最小限のメモリ使用量を前提としなければならないため、各端末など専用に設計されたブラウザです。
モバイルブラウザは携帯電話網か無線LANでのTCP/IPプロトコルHTTPを使用。
HTML、XHTML Mobile Profile(WAP 2.0)、WML(HDMLベースで WAP 1.3 の規格)等が表示できる。HTMLサブセットのCompactHTMLとHTMLが表示できるiモードがNTTドコモに定義された
WAP 2.0 では、W3C の標準である XHTML と CSS を携帯機器向けに修正した XHTML Mobile Profile と WAP CSS が定義されている。
最近のモバイルブラウザは、普通のウェブブラウザの機能をほぼ全て備え、HTML、CSS、ECMAScript に対応し、Adobe Flash Lite のようなプラグインが利用可能で、さらに携帯機器向けの技術である WML や Compact HTML にも対応している。このようなモバイルブラウザをフルブラウザとも称する。
簡単にいうと、携帯ごとにそれぞれ専用のインターネット接続&ブラウザがあり、きちんと表示させるには、それぞれのブラウザにあった記述をする必要があるということです。