レベニューシェア-システム開発の初期投資リスクを軽減する

ひとつのWEBサービスをリリースにあたっては、企画から制作、開発から運営まで少なくとも数百万、ある程度のシステム規模になると数億円以上は必要になります。

レベニューシェアとは、初期投資や運用コストでも大きな割合を占めるシステム制作関連費用をサービサーがすべてを抱え込まず、システム開発企業などと成果報酬制による契約を結び、制作費用のリスクを分散する開発形態ですです。

レベニューシェアでは、企画や制作活動はサービスの提供元が行い、実際のサービスの開発や保守運用をコミッション制によるアライアンス契約を交わしたシステム開発会社などがほとんど受け持ち、新規サービスの導入リスクを軽減して、サービスが成功した場合の利益を提供元と開発会社で分配します。

もちろん、制作全般を開発会社などとシェアした場合は、システム制作はもとよりホームページ制作やDTP関連の刊行物、パブリッシングやSEMまでをある程度一括して委託できるケースもあります。

サービスを企画し提供元となる企業では、大きな初期投資費用をかけずサービスを市場に導入でき、システム制作関連の企業では、システムエンジニアの人員資源などを有効に活用し、サービスが大きく成功した場合は、莫大な利益を長いスパンにわたり受け取れる可能性が発生します。

このようにレベニューシェアを活用することで、システム制作やホームページ制作などの制作費用をほとんど必要とせずに発注することも、まったく不可能ではありません。