ものさしツール/カウントツールとは

今回はPhotoshopCS4でWEBデザインでは普段あまり使用することが少ない二つの機能、

『ものさしツール』と『カウントツール』

について使い方や機能を理解します。

■ものさしツールとは

名前の通り、カンバス上にものさし(測量ライン)を表示させるツールです。

座標や角度を計測することが可能ですが、主に画像素材などの水平度を合わせるときに長方されるようです。

【傾いた写真画像を水平にする方法】

1.ツールボックスからものさしツールを選択

2.Shiftキーを押しながら、水平にしたい箇所に水平線を描写

3.メニューバー ⇒ イメージ(I) ⇒画像の回転(G) ⇒ カンバスの回転ダイアログに角度が入っているのでそのままokを押す

勿論ものさしですので、以下のツールオプションについても説明します

【ツールオプション解説】

X:ドラッグ開始位置のX座標

Y:ドラッグ開始位置のY座標

W:2点間横幅長さ

H:2点間縦幅長さ

A:2点間直線の水平線を基準にした角度差

D:2点間直線の長さ

■カウントツールとは(Photoshop CS4 Extended)

名称通りカンバス上の画像のある対象を(例えば月の写真のクレーターの数)カウントするためのツールです。

1.ツールボックスから、カウントツールを選択します。

2.番号を振りたい部分でクリックすると順番に番号がふられていきます。

3.計測ログタグから『計測値を記録』をクリックするとカウントした履歴が記録され、CVSテキストファイルで書き出すことも可能です。

【ツールオプション解説】

カウントグループ:カウントしたグループを複製作成できます。追加は”新しいカウントグループを作ります”のフォルダアイコンをクリックすると自動的に作成されます。

ゴミ箱:マーカーを消去してカウントグループを削除します

消去:マーカーを削除しますが、カウントグループは削除されません

カウントグループの色:

マーカーサイズ:マーカーのサイズを1-10までで指定可能です。マーカーの形状は鉛筆ツールで指定、変更可能です。

ラベルサイズ:番号ラベルの大きさを指定します。8-72のサイズ指定が必要です

以上、PhotoshopCS4のものさしツールとカウントツールについてでした。

Photoshopの用途によっては、結構使用する機会も多いのかもしれません。