プロプライエタリ【proprietary】とはもともと「所有権を持つ」「独占的な」「専用の」などの意味で、IT業界やシステム開発用語ということでありませんが、プラットフォームやアプリケーション、競合他社が製造できなデバイスなどを独占的に所有しているというような場合に使用される。
オープンソースという概念とは対照的な位置付けでシステムやOSなどを対比するときに使用される。
例えばアプリケーションやOSなどのシステム・アーキテクチャーやソースコード、企画や構造、仕様などが一般公開されていないものを「プロプライエタリのOSである」や「プロプライエタリな企業ソフト」などと表現したりする。
オープンソースが直接的な利益につながりにくい反面、プロプライエタリなソースコードはダイレクトに利益を生み出し、仕組みや構造を外部に流出することがないが、オープンソースコードなどのOSやアプリケーションは、だれでも自由に加工、修正、再配布が認められているものがあるので、プロプライエタリにはない技術進化や発展性ではデメリットとなる要素も多い。