Webサイトやページコンテンツ制作時には、どうしても無意識的に
検索エンジンに対してどうだろうか?
評価されるだろうか?
みたいなことばかり気にして文言や情報の設計をほぼ無意識にしていたので、TOPページのアクセスよりも各ページ単位でのアクセスが多いWebサイトを、思い切ってUI中心のWebサイトに作り変えてみました。
そもそも、検索エンジンを念頭に文字を不自然に配置したり伝達したいことを歪曲したりする習慣がついていたことにとても違和感があり、むやみに文章を増やしたりして、なんら疑いを持たずに従属していることに疑問がありました。
SEOを考えてWebコンテンツを作らされることに嫌悪感を覚えていたので、検索エンジンの評価を無視してUIのみを意識してリニューアルしてみたのでした。
そう、SEOを捨ててみた。
結果、しばらくするとGoogleではTOPページのインデックスは外されほぼ圏外に。
また、それまで1000ページぐらいウェブマスターツールでインデックスされていたのが700ページ以上解除されている。
盲従しているひとだと軽いパニックになるかもしれませんが、冷静に考えると全体のアクセス数などはその後もあまりかわらず、結果としてウェブマスターツールアカウントを削除したらなんかすっきりした。
そして中途半端にSEOを意識するぐらいなら、アナリティクスなんて見るのも時間の無駄だったと痛感しました。Jetpackでおおよその解析はできるし。
そもそもSEOにかける時間や資源がないWebサイトなどに、アクセスやUUが増えた減ったを見てもほとんど有効な施策はできないし。
ちなみにBingではしっかり上位表示がキープされていました。
SEOで労力対効果を考えた場合、Googleの場合は徒労に終わる(わりにあわない)キーワードも多いから、イメージ通りのコンテンツを制作して流入はすくなくなるもののBingからの確度の高いアクセスを中心にWebコンテンツ展開するのも、ひとつの考え方じゃないかと再考しました。