レンタルサーバーでPHPが動かない対処方法

レンタルサーバーでphpが機能しないときは、いくつかの原因があります

ただ、php自体が使用できないプロバイダ提供の無料レンタルサーバーあ
りますので、その場合はphp対応のレンタル・サーバーを利用する必要が
あります。

まず、phpを利用する前に注意すること。

[1] サーバーで使用するCMSやPHPプログラム、phpの関数のバージョンを
確認します。

[2] レンタルサーバーのphpのバージョンを確認して、利用したいphpが
使えるかどうかを確認します。

次にphpファイルをアップしますが、それでもすぐにphpが動かない場合が
あります。
その場合は、以下の二点について確認してみます。

● PHPがCGIモードで動作している場合

レンタルサーバーでは、PHPがApacheの拡張機能として動作するモジュー
ルモードではなく、スクリプト呼び出し毎にCGIを起動させるCGIモードで
のみ動作可能になっている場合がある。 CGIモードである場合は、パーミ
ッションによる実行権限許可を与える必要があり、ファイル行頭にPHP呼
び出しのパス#!/usr/bin/php等の記述が必要になります。

PHPを逐一呼び出すCGIモードでは、サーバーへの負荷がモジュールモード
に比べて高くなります。

レンタルサーバーによっては両方が使用できる場合もあり、利用するレン
タルサーバーがどちらかは、php_infoを実行すると、Server API項目がCG
IもしくはApache か Apache 2.0 Handlerと表示される。

● PHPがセーフモードで動作する

レンタルサーバーの中には、PHPがセーフモード(safemode)で実行される
設定になっている場合があります。セーフモードは、VPNなどの共用サー
バーのディレクトリアクセス制限などセキュリティを配慮した関数の実行
制限を与えているモードのこと。

CMSなどのシステムで使用する関数が制限されていた場合、システムが機
能しなくなる。

セーフモードで制限される場合は、「セーフモードで制限を受けるか無効
となる関数(http://php.net/manual/ja/features.safe-mode.functions.p
hp)」を参照。

● レンタルサーバーの管理画面で設定が必要な場合

レンタルサーバーにより、PHPの使用許可をディレクトリごとに設定する
必要があり、サーバー管理のコントロールパネルで設定する。

また、PHPのバージョンを変更、アップグレードが可能なサーバーもあり
、PHPの記述によってはバージョンにより動作しないものなどもあるため
、事前に確認が必要である。

CMSなどに関していえば、最近のレンタルサーバーでは管理画面から簡単
にインストール可能なものも多いので、用途に応じてサービス内容を確認
してみるのがよい。

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