トンボ鉛筆は創立100周年記念の新ロゴマーク

株式会社トンボ鉛筆(社長・小川晃弘、本社・東京都北区豊島)は、創立100周年記念として従来の「トンボ」のロゴマークを無限大をテーマにした新しいコーポレートロゴマークとロゴタイプを公開した。

一新されたトンボ鉛筆のコーポレートロゴマークは、トンボの羽で∞(無限大)を表現している。
アートディレクションは日本デザインセンター取締役のブランドデザイン研究所所長である佐々木豊氏が担当し、デザインを担当した、クリエイティブディレクターは日本デザインセンターのブランドデザイン研究所、太田グループの太田岳氏。

以下、株式会社トンボのニュースリ リースより引用
http://www.tombow.com/press/130220/

(登録について)
新コーポレート・ロゴマークは、世界統一のもので、日本国内は2010年に文房具類を中心に商標登録を済ませ、海外においても58カ国で登録済みです。

(導入の状況)
新コーポレート・ロゴマークは、全主力製品に導入します。その対象品種は226品種、 対象品は1,189アイテムです(国内/2013年トンボ総合カタログ掲載品に基づく)。

2013年2月中旬現在、帳票類・サイン類、発行物等については移行が完了しました。製品については、約7割の品種に導入が進みました。鉛筆類は管理アイテム数が多いことから、しばらくの猶予をいただいています。
※なお、移行期に新旧マーク表示品が混在す ることもありますがご了承をお願いします。

このたび導入する新コーポレート・ロゴマークは全製品に統一して導入します。国内外向けに出荷する全品種・全製品に統一したコーポレート・ロゴマークを導入するのは当社において初めてのことです。

(デザインについて)
新しいマークのトンボは上向きにし、トンボの羽を∞(無限大)の形にしました。無限の領域へ、無限の成長を遂げます、との思いを表現しました。

新しいマークは、手描きのニュアンスを感じさせること、また、トンボの羽に「とめ・はね・はらい」の伝統美を残していることなど、コンピュータでデザインしたものとはちがうふくよかな手描きの味があることから、これに決定しました。

(創立100周年と トンボマークの歩み)
当社は1913(大正2)年2月、「小川春之助商店」の商号で創立。2013年を創立100周年記念の年としました。

設立から14年後の1927(昭和2)年に、トンボマークを採用した高級鉛筆を発売して人気を博し、以降、トンボマークを冠した種々の鉛筆を発売、鉛筆メーカーとしての基礎を固めました。1939(昭和14)年、株式会社に組織変更した際、「トンボ鉛筆」を社名、「トンボ印」をハウスマークとしました。

1957(昭和32年)年、アートディレクター・河野鷹思氏へ、トンボのロゴマークのデザインをお願いし、製品・パッケージ類の近代的なデザイン統一を図りました。この頃からボールペン、マーキングペン、シャープペンシル等と筆記 具の多様化が進み、当社も総合筆記具メーカーへ発展しました。

さらに、1970年頃から、「MONO消しゴム」やスティックのり「PiT」が好評を得て、事業分野を 「書く・消す・貼る」に拡大。これら製品ブランドの育成に努力しました。トンボマークの使用についても、鉛筆類のみにトンボマークを残し、他の商品と輸出向け製品に利用しない時期もありました。

100周年を機に導入したトンボマークをシンボルとするコーポレート・ロゴマークは、国内外を含むすべての製品、帳票類、サイン類等に統一して表示して、企業活動および企業イメージのグローバル化を目指します。

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