Webデザイン力をアップする7つの習慣

コラム?あるWebデザイナーの寄稿?

憧れのWebデザイナーになりたての頃、そうはいっても2、3年目の頃だが
、いまひとつWebデザイン力が向上しないで悩んでいた。

本や雑誌を見たり、すでに出来上がっている素敵なWebサイトを見本や参
考にして制作するWebデザインは、自分でもなかなか良くできたと思いき
や、クライアントの手痛い返答。

もう才能がないからやめようと思ったことが何度もあった。

先輩のアドバイスも聞かずに、自己流をつき通してきたのは、Webデザイ
ンの学校に通っている時から変わらないまま。

そう、結構適当にやってきた。

当然、成長は遅くなり、同期のWebデザイナーにも顧客の評価から差は歴
然としていた。

ただ、コネで入社したこともあり、逆に優先的に案件がまわってきたりし
ていたから、すこしも事実を認めることができず。

そんなとき、会社が忙しいこともあり中途入社でWebデザイナーが入社し
ていました。歳も自分よりは上で、経験も豊富な人でした。

いろいろ教えてもらうことがあったのですが、自分は相変わらず小さなプ
ライドからなにも聞くことができず、積極的に意見を交わす同期とは差が
開く一方。

そんな状態から1年が過ぎたある日、自分は退職することを事務所の社長
に伝えました。紹介してくれた知り合いの顔をつぶしてしまうことになる
のですが、それ以上にいまの自分の状況は痛々しい状況だというこを誰よ
りもしっていたから。

「もっと自分のWebデザインを大きな仕事で試したい。」

見栄を張ってそういうことが精いっぱい。

でも自分は幸運な方だと思った。ダメな自分をきちんとわかっていたから

それからはコネや妥協をできるだけしないで、就職活動を行い、いく社に
も書類審査で落とされたりしましたが、何とか小さな広告代理店に入社し
、いちからWebデザインに取り組みました。

3年間謙虚に取り組んだ。

先輩や知り合いのデザイナーなどの言葉や、お客さまの反応を素直に受け
止め、着実に仕事で成果を出して、いまではクライアントに褒めていただ
くことも多くなった。

もう少し早く姿勢を正しておいた方がよかったかな。
それからは、部屋の中に初心を忘れないように張り紙をしている。

1.目をよくする

2.耳をよくする

3.すべてを早くする

4.趣味をよくする

5.自力本願

6.納期を守る

7.辛い時こそ品質向上

この7つのことを習慣として、いつも大切にしたおかげで、Webデザイン力
は格段にアップした。3年以上前の自分の制作したものは、いま見ても赤
面してしまう。

この先どんな状況になっても、
いつもいつも、忘れないように。

[7つの習慣の解説]==================================

1.目をよくする

⇒ 良いと思うデザイン見て、それと同じ目線で自分の作品を見ることが
できるようにすること。

2.耳をよくする

⇒ 人の話・アドバイスをよく聞くこと。特に良くない評価をきちんと聞
く耳をもてば、おのずと課題を与えることができる。

3.すべてを速くする

⇒ ほとんどの職業の絶対条件。それはスピード。いくら上手にできても
速さが伴わない仕事はプロの仕事とは評価されにくい。

4.趣味をよくする

⇒ 性根や考え方が中途半端で、一種の純粋さがないといい作品はできに
くい。また、プロダクトデザインや建造物、生き物や食べ物など幅広い視
野と興味をWebデザインにフィードバックする。狭い視野では、Webデザイ
ンの幅も狭くなりやすい。

5.自力本願

⇒ コネや紹介では出来レースで仕事をもらわない。これをやって結果が
ともなえば幸福だが、大抵は自分が一番きついことに。政治家や歯医者、
歌舞伎役者やタレントと違いクリエイターは世襲できないから価値がある

6.納期を守る

⇒ これは時間管理能力と作業スピードをアップするうえでこの上ないタ
スクだ。勿論、無茶な納期ははじめから引き受けないように注意したい。

7.辛い時こそ品質向上

⇒ 納期が短いときや内容が大変なときこそ、細部にこだわってみる。
つらいときは2倍ぐらいの気持ちで取り組んで品質をできるだけ落とさな
いようにする。

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